まず有名なのは、私も訪れた大分県の長湯温泉。ここは2007年に「炭酸泉日本一」宣言をしたことでも有名です。(私は行くまで知りませんでしたが…)
その内容とは、「適温で豊富な炭酸ガスを含んだ良質の温泉資源を活用し国際的視野に立った温泉地療養を確立する」ことを目的とするものだそうです。
街をあげての取り組みは観光業界でも注目の的らしく、さかんにこの運動についてのお知らせが町中で見られました。活気があってなにより!
また、お湯の温度も人間が入浴するのに最適な温度で出ているため、調節のための水などを入れる必要がなく、源泉掛け流しで堪能できる貴重な場所でもあります。
なんといっても、山間の静かな佇まいは、旅行風情にはもってこい。個人的にもとてもオススメの場所です。
単に炭酸の含有量であれば、たとえば青森県のみちのく温泉や、兵庫県の吉川(よかたん)温泉、岐阜県の湯屋温泉なども多く、実際には長湯温泉よりも多いことが、科学的な調査で判明しているらしいのですが、適温ではないためそのままでは入浴できず、水で薄めたりするなどの工夫が必要だそうです。
気持ちよいことには変わりないはずですが、やっぱり『源泉かけ流し』には惹かれますね。これぞ最上の贅沢!という感じがしますから。
また、ついこの間テレビ番組を見て知ったのですが、湘南の稲村ケ崎にある温泉も炭酸泉だそうです。東京の近くにもあるのですね。お湯も長湯温泉のように、若干濁った色をしていて、リラックス効果はかなり高そうですね。
世界に目を広げてみると、ヨーロッパでは温泉浴が盛んなことで知られています。サウナの文化もローマ時代にまでさかのぼると聞きますし、その分その歴史はやはり、筋金入りです。
そんな中でも特に、長湯温泉と姉妹都市関係にあるドイツの温泉保養地バードクロチンゲンやバートナウハイムでは、長湯と同様、珍しい炭酸泉が噴出するとのことで、その効能がかねてより注目されていたようです。
医療の現場においても重用されているとのことで、このあたりの活用法は日本よりも進んでいるといえそうですね。
そういえばペリエなどをはじめとする、炭酸水の飲用が多いのはヨーロッパですね。これもドイツで多い事例なのだそうですが、健康維持のために炭酸水を飲むという習慣は、人々の暮らしに深く根付いているそうです。
また、サッカー選手も練習の後に飲むことで、疲労回復を促進するなどしているそうです。なるほど、理にかなっていますね。